コープおきなわの取り組みもご紹介いたします。
国連で採択された17の目標のうち、3つの課題を優先的に推進しています。
優先課題1 「つくる責任 つかう責任」
生協ではエシカル消費を、『誰かの笑顔につながるお買い物』と表現して、「地域や環境などに配慮したお買い物やサービスを利用すること」を広めてきました。消費者が自分視点だけでなく、『つくる責任 つかう責任』を意識し、地球・環境・社会・人々の4つの視点で、「よりよい社会」=「持続可能(サスティナブル)な社会」の実現をめざします。
優先課題2 「住み続けられる まちづくりを」
“誰もが安心して暮らせる社会や地域”を目指して、行政や諸団体の皆さんと一緒に取り組みをすすめています。
優先課題3 「平和と公正を すべての人に」
沖縄では過去の戦争ですべてが破壊され、多くの人々が亡くなりました。「夫や子どもたちを再び戦場に送りたくない」「家族を戦争で失いたくない」「子どもたちに平和な世の中を残すために、小さな力でも何かできることはないか」―そんな思いがコープおきなわの平和活動の原点です。
豊かな協同が息づく社会づくりに、
協同の力で取り組む。
地域を気にかけ、見守る。
〈地域見守り協定〉
「協同購入の配達」や「夕食宅配(ゆ~たく)」では、利用する組合員や地域の高齢者の方々など、お届け時に気になることや異変に気付いた場合、事前に取り決めた連絡先や窓口へ連絡する活動を行っています。現在、41市町村中17市町村と締結しています。
各団体を通してお届け。
〈子どもたちへ食を提供〉
子どもの貧困率が全国一高い沖縄では、コロナ禍で困窮世帯が増え、子どもたちを取り巻く環境が深刻化しています。
コープおきなわでは、地域のいろいろな団体とつながって、子どもたちへの支援活動を進めています。
子育て世代をサポート。
〈ベビーマッサージ講座〉
「Zoomでベビーマッサージ講座」を開催しました。
「教えてもらったベビーマッサージで今夜寝かしつけしてみようと思います」など、子育て世代を支援する活動を進めました。
食への理解を深める。
〈生産者交流会〉
北海道JAそらちのたまねぎが産直認定されたことを受け、組合員さんによって「Zoomで生産者交流会実行委員会」を結成し、生産者の皆さんと交流会を開催しました。
育児での悩み解消・交流の場。
〈離乳食講座〉
Zoomを利用っして自宅に居ながら安心して受けられる離乳食講座を開催しました。講座の後は参加者同士で疑問や悩みを交流する時間も設け、コロナ禍で外出を控えているお母さんたちの交流の場になりました。
学生主催の商品開発を支援。
〈キャリア教育支援〉
恩納村と恩納村立うんな中学校の3年生が立ち上げたSDGsパートナーシッププロジェクト「UNNA魂」において、村を代表する農産物のアテモヤを活用したクッキーサンド「アモサンド」、パッションフルーツを活用したフルーツ酢「パッと酢まいる」、沖縄産原料のサンゴにやさしい日焼け止め「ちゅらかふUVカットミルク」の商品開発に協力しました。
平和への想いをつないでいく。
〈ファミリーピースウォーク〉
29回目の開催となる2021年度は、コロナ禍により例年よりも規模を縮小して、実行委員と職員34名が集まり開催しました。ピースウォークの様子は動画配信され、現地で参加した方と参加できなかった方が画面を通じて平和の想いを共有しました。